ブログで稼ぐためにはドメインパワーを上げるための施策が必要になります。
特にブログ初期の段階(ドメインパワー0)では、高品質な記事を書くよりも被リンクを獲得してドメインパワーを上げた方がSEO効果は高いケースもあるでしょう。
読者の役に立つ記事、つまり更新し綱記事を書くことはSEOで重要です。
ただし、それだけではSEOで評価されるまでに時間がかかり、なかなかGoogle検索上位に表示されないことは覚えておいた方が良いでしょう。
本ページでは「ドメインパワーを上げるために高価的な被リンク獲得方法」につういて解説します。
ドメインパワーを上げる効果的な方法は「被リンク獲得」
ドメインパワーとは、ブログ(Webサイト)がどれだけGoogleに評価されているかを数値化した指標です。
※ドメインスコア、ドメインランクと呼ばれることもあります。
✓ドメインパワーが大きいと…
- Google検索上位に上がりやすい!
- インデックスされるのが早い!
ドメインパワー10以上というのはあくまで目安です。もし「ブログで稼げていない…」という人はドメインパワーが0もしくは1桁ではないでしょうか。
ドメインパワーを上げる方法は主に3つ。
- 更新頻度を高める
- 高品質な記事を書く
- 被リンクを獲得する
上記の中でも特に大きな効果が期待できる方法は被リンク獲得です。
ドメインパワーの大きいブログや企業サイトから被リンクされたことで、ブログが一気に伸びる(Googleに評価される)ということも珍しくありません。
✓被リンクとは?
外部のサイトから自分のブログへリンクが張られること。”リンクを被る”という意味で被リンクを呼ばれています。バックリンクや外部リンクと呼ばれるものも被リンクと同じ意味です。
とはいえ、被リンクは自然に集まるのもではないので、以下の方法で戦略的に獲得する必要があります。
そもそも、自分のブログのドメインパワーを把握していますか?
もしドメインパワーを計測したことがないという人は、以下の無料計測サイトをチェックしてください。
ドメインパワーを計測する方法※無料計測サイトあり
ドメインパワーは無料で利用できるSEO分析ツールを使って計測することができます。
以下の3つのSEO分析ツール(サイト)が有名です。
- Ubersuggest
- パワーランクチェックツール
- Ahrefs
それぞれのSEO分析ツールは独自のアルゴリズムでドメインパワーを算出しているため、異なる数値がでてきます。
上の分析ツールで計測できるドメインパワーは”あくまで目安”ということは覚えておきましょう。
※本当のドメインパワーは“Googleのみぞ知る”です。
それぞれのSEO分析ツールについて見てみましょう。
①:Ubersuggest
Ubersuggest[ウーバーサジェスト]はアメリカで開発されたSEO分析ツールです。
利用回数や分析期間の制限はあるものの、ドメインパワーの計測だけでなく、キーワードの検索ボリューム・トラフィック・被リンクなどの調査ができます。
なおドメインパワーの計測は検索窓にドメイン名(ブログURL)を入力して「検索」ボタンをクリックするだけでOKです。
②:パワーランクチェックツール
パワーランクチェックツールは日本語対応していて使いやすいドメインチェックツールです。
ただし1日1回しか利用できないので、複数ブログのドメインパワーを同時に比較することができないということは覚えておきましょう。
パワーランクチェックツールはアカウント登録なしで利用することができます。
③:Ahrefs
Ahrefs[エイチレフス]は世界中で利用されているSEO分析ツールです。
Ahrefsの有料版では豊富なSEO分析ツールを利用することができるため、本格的なサイト運営を行いたい上級者は利用を検討してもいいでしょう。
ドメインパワーを計測するだけなら無料版でOK。使い方は検索窓にドメイン(ブログURL)を入力して「check Authority」をクリックするだけです。
ドメインパワーを上げる3つの被リンク獲得方法
Google検索上位にブログ(記事)を上げるための最も効果的な方法はドメインパワーを上げること。そのためには被リンクを獲得することが一番の近道です。
被リンクの獲得方法は主に3つ。
- 企業サイトに営業する
- ブログ仲間同士で相互リンクする
- ドメインが強い無料サイトから被リンクする
1つずつ見てみましょう。
①:企業サイトに営業する
企業サイトのようなドメインパワーが高いサイトから被リンクをもらうことができれば、ドメインパワーは爆上がりする可能性があります。
例えば、WordPressテーマのレビューをした記事がWordPress提供元の運営会社のサイトで紹介される例などがありますね。
ただし、企業サイトから被リンクをもらうことは簡単なことではありません。
すでにブログで実績がある、アフィリエイターとして知名度があるような人でなければ、企業サイトから被リンクをもらうことは難しいでしょう。
②:ブログ仲間同士で相互リンクする
Twitterやオンラインサロンでブログ仲間を見つけて相互リンクする方法もあります。
✓相互リンクとは?
お互いのブログ同士でそれぞれにリンクを張ること。お互いのブログ内容の関連性が高い場合、ドメインパワーを高める効果が期待できます。
全く関係ないブログ同士で相互リンクしすぎると、不自然なリンクとしてGoogleからペナルティを受けるリスクがあるため注意しましょう。
ただし、相互リンクを相談する相手のブログが自分のブログのドメインパワーが高い場合、相手にとっては相互リンクするメリットがないため断られるケースがあります。
特に、ドメインパワー0の段階では相互リンクの営業しても上手くいかないケースも多いため、まずは自力で「0 → 5」くらいに上げる努力をしましょう。
ブログ初心者でもできるドメインパワーを上げる方法が、次に紹介する「ドメインパワーの強い無料サイトからの被リンク」です。
③:ドメインパワーが強い無料サイトから被リンクする
実績がない個人ブログでも、ドメインパワーが高い有名サイトの共有ドメインから被リンクできる方法があります。
例えば、note[ノート]などからの被リンクです。
大手のメディアが運営する共有ドメインで作ったサイト(ページ)から自分のブログに被リンクすることで、大元のドメインパワーの力を少しおそそわけしてもらう作戦です。
ドメインパワーが5以上になれば、月間検索ボリューム100以上のKWでも検索上位に記事が上がるようになり、さらにTwitterやオンラインサロンなどで知り合ったブログ仲間にも相互リンクのオファーをしやすくなります。
では、具体的な被リンク獲得方法について解説しましょう。
ブログ初心者は無料サイトを使って被リンクを獲得しよう!
被リンク効果のある無料サイトを5つ紹介します。
それぞれの無料サイトの特徴と登録方法について解説します。
①:note
noteは最も簡単に被リンクを獲得できる無料サイトです。
被リンク獲得以外でもブログと同時にnoteを使うメリットも多いため、多くのブロガーが利用しています。
- ドメインパワー:90
- 文字コンテンツだけでなく音声投稿ができる
- 有料コンテンツを販売できる
ブログとnoteを上手く運用することで“被リンク獲得”&”アクセスアップ”だけではなく、有料コンテンツにアクセスを流すことで収益化の窓口を増やすことができます。
被リンク対策だけではなく、ブログ収益化の1つのマネタイズ方法としてもnoteは役に立ちますよ。
②:Tumblr
Tumblrはあまり日本では知られていませんが、全世界で約5億人が利用しているウェブサービスです(参照元はこちら)。
- ドメインパワー:95
- 独自ドメインが使える
- マイページには一切広告が表示されない
Tumblrは独自ドメインを利用することができるため、WordPressやはてなブログProのようにブログとして利用することも可能です。しかもサーバー代などの初期費用一切なし。
サブブログを作る感覚で被リンクを獲得してみましょう。
③:linktree
linktreeは、ブログやTwitter, InstagramなどのSNSを1ページにまとめたポートフォリオを作成できるツールです。
Twitter, ブログ, Instagram, YouTubeをしているけど、これらをまとめたプロフィールページを作りたいな、という時に便利です。
- ドメインパワー:90
- 複数サイト、SNSアカウントのポートフォリオが作れる
- 無料版だとカスタマイズ機能が少ない
linktreeには月額6ドルの有料版がありますが、被リンク目的で使うのであれば無料版でOK。とはいえ、無料版だと機能制限が多いデメリットがあります。
さらに日本語対応していないため「英語が超苦手!」という人には少し抵抗があるかも。とはいえ、ドメインパワーの強さは無視できませんね。
④:lit.link
lit.Linkは、linktreeと同じように複数サイトと複数SNSを1ページにまとめたポートフォリオを作成できるツールです。無料ツールなのに満足度が高いです!
- ドメインパワー:59
- 複数サイト、SNSアカウントのポートフォリオが作れる
- 無料版なのにカスタム機能が豊富でオシャレ
先ほどのlinltreeと比べるとドメインパワーが低いため、被リンク効果はイマイチかもしれませんが、デザイン性&カスタム性は「lit.link」の方が圧倒的に優秀です。
アカウント登録画面は日本語対応しているため、非常に使いやすいのも嬉しいですね。
⑤:はてなブックマーク
はてなブックマークは、ブラウザではなくウェブ上にブックマークを残すことができるサービスです。
SNSのような機能があることから「ソーシャルブックマーク」と呼ばれています。
- ドメインパワー:93
- ブックマークを共有することができる
- コメント付きでブックページを共有&拡散できる
はてなブックマークは、被リンク獲得できるメリットを抜きにしても、普通に便利なサービスだと思いますので、使ってみる価値はあると思います。
無料サイトから被リンクする時の注意点
紹介した無料サイトから被リンクをあるめる時、以下の3点に注意しましょう。
- すぐにドメインパワーは上がらない
- 被リンク元は定期的に更新が必要
- 同じ内容の投稿は避けた方が良い
1つずつ解説します。
①:すぐにドメインパワーは上がらない
被リンクの効果がドメインパワーに反映されるまでには時間がかかります。
そのため、無料サイトから被リンクを集めてもすぐにSEOで評価されるわけでないということは覚えておきましょう。
また、無料サイトから被リンクすれば必ずドメインパワーがUPするとは限りません。その理由は、ドメインパワーは被リンクだけでなく、ブログ運営歴や更新頻度などのさまざまな要因によって評価されるためです。
SEOは総合評価です。
無料サイトから被リンクしただけでGoogle検索上位にブログが上がるようになることはないのでご注意ください。
②:被リンク元は定期的に更新が必要
Googleのクローラ―は被リンク元の更新情報もチェックしています。
例えば、noteのアカウント開設後にブログへ被リンクしたにもかかわらず、その後noteの更新をしなければ被リンクの効果はなくなってしまうでしょう。
linktreeやlit.linkのようなSNSポートフォリオツールは一度設定するだけでOKですが、その他のサイトは休止状態にならないように注意しましょう。
そのためにも、闇雲(やみくも)にアカウント登録して被リンクしまくるのではなく、ブログ運営との相乗効果を考えて自分に合ったサイトを同時に運用してみてください。
③:同じ内容の投稿は避けた方が良い
例えば、ブログの記事内容と同じ内容の記事をnotoに書いた場合、Googleは重複コンテンツとして両者のSEO評価を下げる可能性があります。
つまり、せっかく被リンクしているにもかからわず、同じ内容の投稿をすると逆効果になってしまうのでご注意ください。
ちなみにブログ内容の一部をTwitterに投稿する場合はOK。その理由は、Twitterの投稿はnofollowだからです。
- nofollow:投稿した内容(リンク)は被リンク対象にならない
※Twitter, Instagramなど - dofollow:投稿した内容(リンク)は被リンク対象になる
※Tumblarなど
本ページで紹介した5つの無料サイトはすべてdofollwなので、被リンクの対象になります。
最後に:高品質な記事を書いて自然リンクが発生するブログ運営を目指そう
本ページで紹介した無料サイトから被リンクすることでドメインパアーを上げる方法は、ドメインパワーが0もしくは1桁のブログ初心者向けの施策です。
もし「ブログで稼げていない…」という人はドメインパワーが0もしくは1桁のはず。以下の無料サイトを利用してドメインパワーを上げてみましょう。
ただし、被リンクは自然発生するに越したことはありません。
つまり、読者の役に立つ記事を書くことで、それを読んだ読者が自分のブログで紹介(被リンク)してくれるのが理想的です。でも現実的には難しい。
とはいえ、読者の役に立つ記事を書くことこそがブログ運営者の使命です。
無料サイトを使った被リンク獲得戦略は、初めの一歩を突破するための施策に過ぎません。
その後は、自然発生的に被リンクされるようなブログを作ることが次の大きな課題ということは覚えておきましょう。