たとえば、文字単価1.0円の案件を受注した場合、1時間に1,000文字書くことができれば時給1,000円ですね。
ただし、実際には事前のリサーチ時間などが含まれるため、実際には最低賃金ギリギリ(もしくはそれ以下)の時給になること珍しくないでしょう。
※令和3年度の全国平均最低賃金は930円です。
とはいえ、Webライターは時間と場所を問わない働き方を実現することができる副業です。
#Webライター の話…φ(-ω-)
Webライターで時給1,000円で働けるってすごいこと。
✅夜中ふと目が覚めた時
✅次の予定までの空き時間
✅飛行機移動&トランジット中
✅チェックインまでの待ち時間
✅入院中
✅点滴中タイムカードを押すようにパソコンを開く。
どこでも時給1,000円で働ける自由😊— タビノ@海外ノマド🇬🇪 (@tabinomad2020) November 4, 2021
時給1,000円は決して高くありません。でも「パソコン1台あれば世界中どこにいても時給1,000円で働くことができる」ってすごくないですか!?
ただし、初心者の頃は時給1,000円を突破するのが難しいんですよね。。
本ページでは「月10万円以上を稼ぐWebライターのリアルな時給」と「時給を上げる方法」について解説します。
【悲報】Webライターの時給は500円未満…
私がWebライターを始めたばかりの頃は、時給換算すると500円未満でした。でもお仕事を受注できるだけマシですよね。
クラウドソーシングサイトに登録してWebライターを始めてみたけど、まったく案件を受注できずに辞めてしまった人も多いのではないでしょうか。
1時間で2,000文字を書くことができるWebライターって、上級者もしくはプロです。
つまりWebライター初心者が時給1,000円で仕事するのは、ほぼほぼ無理。。
ちなみに私の執筆速度は1時間あたり1,000文字程度。1案件を納品できる状態に仕上げるまでにかかる工程(時間)は以下の通りです。
6,000文字の案件の場合
- リサーチ:1~2時間
- 表・図の作成:0.5~1時間
- 執筆時間:5~6時間
- 誤字脱字チェック:0.5~1時間
→作業時間:7~10時間
→時給:1200~1,700円
※文字単価2.0円で受注している場合
上記の通り、実際に記事を執筆する時間とは別に、リサーチなどにも時間をかける必要があります。
案件にもよりますが、6,000文字程度の記事を仕上げるのに7~10時間かかっています。
現在は文字単価2.0円以上のお仕事しか引き受けていませんが、仮に文字単価1.0円で受注していた場合の時給は600円~850円です。
文字単価1.0円未満の案件しか受注できない場合は、時給500円未満になることもザラです。
Webライターは誰でも始めることができる仕事(副業)ですが、最初は誰でも時給500円未満からのスタートです。。
ただし、半年続けることができれば時給1,000円を突破できる可能性は十分あります。
webライター初心者あるある
3000字0.5円の案件で
提案文作成1時間
リサーチで1時間
記事執筆で3時間
誤字脱字チェック1時間時給500円
最低時給の半額以下で働いてる自分を「いつか稼げるようになる」と励ます
— 上間あんず (@ra3s0tb) January 6, 2022
こてももさん
誰でも単価の低いときはあります!
僕も最初の頃はレベル低すぎて時給500円以下でした😅
お互い頑張りましょ!!— しゅん|副業×webライター&ディレクター (@shun__wd) January 8, 2022
苦しいのは最初だけ。。
頑張りましょう!
月10万円以上稼ぐWebライターの時給
下のツイートは、私がWebライター5ヵ月目の頃にツイートした収益報告です。
#Webライター の収益報告。
【受取報酬履歴】
1ヵ月目:6,600円
2ヶ月目:35,610円
3ヵ月目:100,854円
4ヵ月目:98,954円
5か月目:145,165円案件内容にもよりますが、5か月目で時給換算1,500円を超えてきました。ちなみに私の執筆速度は1,000文字/1h。20万円が遠い💦#webライターと繋がりたい
— タビノ@海外ノマド🇬🇪 (@tabinomad2020) January 9, 2022
3ヶ月目から月に5~10本を発注してもらえるクライアントに出会えたため、無理なく月10万円を超えることができるようになりました。
また、5か月目には文字単価が2.0円に上がったため、時給換算すると1,000円→1,500円以上にUPしました。
とはいえ、時給1,500円はまだまだ弱小です。笑
もっと稼いでるWebライターは時給2,000円を軽く超えているから驚きです。。
【去年1年での変化】
◇文字単価
0.8〜2.1円→2.0〜3.0円
◇時給
1000円ぐらい→2〜3000円
◇最高月収
11万→21万
◇契約企業数
3社/月→4社/月🐢スピードだけど1年前の自分と比べたらちょっとず〜つ成長してる。
今年も年末に成長感じられるように、ちゃんと計画と目標立てよう🤔#Webライター— Sai@複業Webライター×英語×国際結婚 (@sai_bz0703) January 3, 2022
3月のライター報酬の作業内訳を計算しました🍀
収入額:27万円
文字数:約14万文字
文字単価:1.92円
記事数:82記事(編集含む)
作業時間:86時間
クライアント数:8社
ライターの時給:3,935円1年やるとだーいぶ伸びます!Webライターは継続あるのみ💨💨参考になれば嬉しいです~
— ゆらり🍀Webライター (@yurarigurashi) April 1, 2021
みなさんすごいですね。。
私も月収20万円を達成するまで諦めません!
Webライターの時給を上げる方法は2つのみ!
Webライターの時給を上げる方法は2つだけ。
- 執筆速度を上げる
- 文字単価を上げる
もし自分の執筆速度がわからない場合は、1記事納品できるまでにかかる時間をタイマーを使って計測してみましょう。
たとえば、文字単価0.8円、3,000文字の案件を納品するまでにかかる時間が合計5時間だった場合、時給480円と計算できますね。
※計算式)0.8円×3,000文字÷5時間=480円
時給480円を時給1,000円以上にするにはどうすればいいでしょうか。一緒に考えてみましょう。
時給を上げる方法①:執筆速度を上げる
参考までに、Webライターの執筆速度は平均的に1,000/1h、速い人でも2,000文字/1hくらい、ということは覚えておきましょう。
そのため、事前リサーチ、最終チェック等を含めて、3,000文字の案件を5時間で仕上げることができれば執筆速度としては悪くないと思います。
ただしもっと執筆速度を上げたい場合は、以下の3点を意識してみてください。
執筆速度を上げる方法
- 1)本文を書く前に構成(目次)を作る
- 2)書きやすい項目から書き始める
- 3)受注する案件は得意ジャンルに絞る
1つずつ見ていきましょう。
1)本文を書く前に構成(目次)を作る
記事構成はクライアントから指示されるケースもあれば、ライター自身に任せられるケースもあります。
記事構成(目次)は“記事全体の骨組み”となります。
記事構成を作らずに本文を書き始めると、執筆途中で迷子になってしまうことも珍しくないため、効率的に執筆するためにも本文を書き始める前に構成(目次)を作る癖を心掛けましょう。
2)書きやすい項目から書き始める
「記事は上から順番に書かなければいけない」というルールはありません。そのため、記事構成を作った後は、書きやすい項目から書き始めてOKです。
一般的に、記事の中で最も書き難い部分は“冒頭の書き出し”です(初めのh2タグより前)。
本文を書いていく中で冒頭部分の文章のイメージが湧きやすくなるため、“冒頭の書き出しは最後に書く癖を付ける”ことで執筆速度はびっくりするほど向上するはずです。
また、結論部分(まとめ)を最初に書いてしまうことでゴールが明確になり、執筆途中で「結局何が言いたいんだっけ?」と迷うことがなくなります。
3)受注する案件は得意ジャンルに絞る
たとえば、転職・クレジットカード・キャンプなど、全く関連のないジャンルの案件をランダムに取りに行くより、特定のジャンルのみの案件に絞った方が執筆が楽になるはずです。
特定のジャンルの記事を複数書くことでそのジャンルに詳しくなるため、リサーチにかかる時間を短縮することができるようになります。
受注するたびにゼロからリサーチが必要な案件は、中級者以上のWebライターでもしんどいです。むしろ、中級者以上のwebライターは“得意ジャンルに特化”しています。
自分の得意ジャンルを作ることで、Webライターとしての時給を上げることができるようになるでしょう。
時給を上げる方法②:文字単価を上げる
Webライターの時給を上げる最も効果的な方法は“文字単価を上る”ことです。
Webライターを始めたばかりの頃は、時給換算すると500円未満の案件くらいしか受注することができないかもしれません。
しかし、文字単価は積極的に上げていく必要があります。
文字単価を上げる方法
- 1)実績・評価を作る
- 2)単価の高いジャンルの専門性を身に付ける
- 3)文字単価を交渉する
1つずつ見ていきましょう。
1)実績・評価を作る
上のスクショはLancers[ランサーズ]のアカウント情報です。まだまだ実績としては多くありませんが、お仕事いただいたクライアント様からはすべて★5の評価をいただいています。
- 実績数:20件
- 評価:★★★★★
- 完了率:95%
文字単価1.0円以上の募集案件に採用されるためには、上記のようにアカウント情報として公開される実績において高い評価を獲得していることが求められます。
なお、高い評価を得ていても実績数(これまでに請け負った案件数)が少なければ、採用される確率は低くなります。
そのため、高単価の募集案件を獲得するためには、実績を増やしつつ、採用していただいたクライアント様から高く評価されることが必要になります。
そもそも「応募しているのに全然採用されない…」という人も多いかもしれませんね。心当たりのある人は以下のページをご参考ください。
≫ Webライターは稼げない?クラウドソーシングで受注できない人の特徴
※初心者が陥りやすい失敗例をご紹介します。
2)単価の高いジャンルの専門性を身に付ける
募集案件の文字単価は、記事のジャンルによって異なります。
たとえば、アフィリエイト報酬が高いASP案件の記事作成は文字単価も高くなる傾向があります。
以下のジャンルは、文字単価高めの案件が多いです。
文字単価が高いジャンル
- FX・仮想通貨
- クレジットカード
- カードローン・債務整理
- エンジニア・プログラミング
- 転職・退職代行
初回募集時の文字単価は1.0~1.5円で募集されることが多いですが、本採用もしくは継続案件をもえるようになれば、文字単価は2.0~3.0円になる可能性は十分あります。
ただし、上記のジャンルは専門的な知識が必要になるため、クライアントに求められるレベルも高くなります。
とはいえ、Webライターとして稼げるようになるためには“高単価ジャンルに特化”することは必須でしょう。
3)文字単価を交渉する
月10万円以上稼いでいるWebライターは積極的に文字単価を交渉しています。
たとば、文字単価1.0円・文字数5,000文字の案件を5時間かけて仕上げた場合、報酬額は5,000円、時給換算すると1,000円になります。
もし同案件を文字単価2.0円で受注できた場合、同じ仕事量であるにもかかわらず、報酬額は1万円、時給換算すると2,000円になりますよね。
つまり、文字単価は交渉しないと損です。
ただし、文字単価は交渉すれば必ず上がるというわけではありません。クライアントの都合(予算など)があるため、普通に断られるケースもあります。
私の感覚だと、単価交渉が成功する確率は33%くらいです。
≫【例文あり】Webライターの文字単価の相場は?単価交渉するタイミングは?
※稼いでいるWebライターは積極的に単価交渉しています。
まとめ:月収10万円以上のWebライターは時給1,000~2,000円が相場
Webライターを始めたばかりの頃の時給は500円未満でも、数か月後には時給1,000円を超えることができます。
時給1,000円を超えると月収10万円を目指すことも十分可能です。
・平日:2時間
・土日:6.5時間
これくらいの作業量で副業収入10万円です!
なお案件数をこなすことで執筆速度が速くなり、さらに実績・評価が増えれば高単価案件を受注できるようになるため、時給1,500~2,000円あたりは意外と目指せます。
Webライターが時給を上げる方法
- 執筆速度を上げる
:速く書くためのコツがある! - 文字単価を上げる
:単価が2倍になれば時給は2倍!
記事作成のコツを押さえて、文字単価1.5~2.0円で受注できるようになると、土日に5~6時間の作業だけで月収10万円を達成することが可能です。
私もWebライターを始めたばかりの頃は同じようなことを考えていました。
でも、その時期を乗り越えられるかどうかで、Webライターとして稼げるかどうかが決まるんですよね。
「Webライターを始めたけど、全然受注できない…」という人は以下のページを参考にしてみてください。
※提案文は一次試験という意識が大切です。