メルカリ転売は仕入れコスト&在庫リスクがあるし、動画編集はハイスペックPCが必要になるため高額な初期費用が発生します。
パソコン一台で始められるブログは、レンタルサーバー契約費用が年間1万円ほど必要にあり、さらに収益化までに少なくても半年~1年はかかります。
一方で、Webライターの場合はパソコンがあれば初期費用ゼロ、さらに初月から数万円を稼ぐことも可能な副業です。
本ページでは、これから未経験者向けに「Webライターの始め方」について詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
Webライターを始める前に仕事内容をチェックしよう
Webライターは、クライアント(依頼者)が運営するWebサイトに掲載する記事(コンテンツ)を作成するお仕事です。
ただし「文章を書く」だけがお仕事ではありまえん。
Webライターの主なお仕事は以下のとおり。
Webライターのお仕事内容
- Web記事の執筆・校正
- Web記事の構成案の作成
- WordPress入稿
- 画像選定・制作
- 取材・インタビュー
もちろん、できることが多いほどお仕事の受注率や報酬単価がアップします。
特に「③WordPress入稿」はWebライターをするならできた方が良いでしょう。クライアントによってはWordPress入稿できる人のみを募集したり、報酬単価が高めに設定されているケースがあります。
なおWordPressとは“Webサイトを作るツール”です。
もし余裕があれば、WordPressを使ったブログを作ってみることをおすすめします。
≫【副業ブログの始め方】なぜお金が稼げる?僕にもできる?をすべて教えます
※ブログはWordPressで作りましょう。
ブログ経験は、Webライターとしての実績になるし、WordPress入稿ができるようになるため、Webライターのお仕事の幅も広がります。
Webライターの始め方・7つの手順※未経験者向け
Webライターの始め方について、以下の7つの手順で解説します。
- お仕事(Webライター)用のパソコンを準備する
- Webライティングの基礎知識を学ぶ
- クラウドソーシングサイトに登録する
- プロフィールを作成する
- 提案文(テンプレート)を作成する
- 案件に応募(提案)する
- 記事を執筆&納品する
なお、すでにパソコンを持っている人は手順②からチェックしてみてください。
では、順番に見ていきましょう。
手順①:お仕事(Webライター)用のパソコンを準備する
Webライター用のパソコンは何でもOK。低スペックPCでもまったく問題ありません。
「自宅に使っていないパソコンがある」という場合は、そのパソコンでWebライターのお仕事をはじめることができます。
もしパソコンを購入する必要がある場合は、以下のページを参考にしてみてください。
≫ Webライターにおすすめのパソコンは5万円で購入可能【後悔しないPCの選び方】
※Macbookは必要ありません
手順②:Webライティングの基礎知識を学ぶ
Webライターを始める前に「Webライティングってどんな感じ?」というくらいは知っておいた方が良いkあも。
これからWebライターを始める人向けにおすすめの参考書を以下の載せておきます。
とはいえ、上記の参考書は購入する必要ありません。
アマゾンのKindle無料読書アプリを使って、30日間無料体験できます。
≫ Kindle(キンドル)本の詳細をみてみる
※月額980円が“30日間無料”で利用できます。
手順③:クラウドソーシングサイトに登録する
Webライターのお仕事(案件)は、以下のクラウドソーシングサイトを使って受注します。
Webライター案件が受注できるサイト
クラウドソーシングサイトとは、お仕事を発注したい企業(もしくは個人)と、お仕事を受注したい人を繋げる“マッチングサービス”です。
Webライターに限らず、副業するならクラウドソーシングサイトを活用しましょう。
手順④:プロフィールを作成する
クラウドソーシングサイトに登録した後は、プロフィールを作成しましょう。
クライアントに「あ、この人にお願いしてみようかな。」と思ってもらえるようなプロフィールを作成しましょう。
プロフィールのポイント
- 顔写真を載せて信頼度を高める!
:顔写真があるのとないのとでは仕事の受注率が大きく変わってきます - 簡単な自己紹介文で親近感を持ってもらう!
:この人に発注してみたいな、と思われることが重要 - 実績・スキルを明確に伝える!
:ブログやnoteなど、実際に自分が書いた文章を見せることが大事
以下にプロフィール例を載せておきますのでご参考にしてみてください。
※パクってOKです。
ブログ記事の執筆を承ります。
※何ができるのか冒頭で簡潔に宣言!
はじめまして、○○と申します。プロフィールをご覧くださりありがとうございます。クライアント様のお役に立てるように心を込めて丁寧にお仕事させていただきます。
※基本的なビジネスマネーが伝わる挨拶。
【自己紹介】
本業でWeb関係のお仕事をする機会が多く、その経験をきっけかとなり自身でもブログ運営を始めるようになりました。この度、個人での活動の幅を広げるため、クラウドワークスに登録した次第でございます。
※Webライターを始める合理的な理由を述べる。
※「副業」「お小遣い稼ぎ」などはNGワード!
【得意ジャンル・専門ジャンル】
– 金融(株・為替)
– キャンプ・アウトドア
– 芸能・トレンド系
※どのようなジャンルの記事が得意なのかをアピールする。
【実績】
– 運営中のブログ・noteなど。
※あなたの書く文章が見られる実績を提示する。
【自己PRポイント】
– 連絡事項のメールのやりとりは即日中(遅くても24時間以内)に行います。
– 納期は厳守いたします。
– 万が一、記事に修正が必要な場合は迅速にご対応させていただきます。
※趣味ではなく、仕事として承る姿勢を強調!
以上、よろしくお願いします。
ちなみに、プロフィールは複数のクラウドソーシングサイトで使いまわしてOKです。
なお、未経験からWebライターを始める場合、クラウドソーシング上での実績がないため、それを補完するための実績作りをしておくことをおすすめします。
例えば、ブログなど。
Webライティング案件によっては「ワードプレス直接入稿」が条件になっているものあります。つまり、ワードプレスが使えた方が受注できる案件数が増えるということ。
ワードプレスでブログを作る方法は以下のページで詳しく解説していますので、余裕がある人は参考にしてみてください。
≫【副業ブログの始め方】なぜお金が稼げる?僕にもできる?をすべて教えます
※ブログはWordPressで作りましょう。
手順⑤:提案文(テンプレート)を作成する
提案文とは、クラウドソーシングサイトで募集されているお仕事に応募する時にクライアント(依頼者)に“意気込み”を伝えるためのもの。
たとえば、クラウドワークスの応募ページは以下のような感じです。
メッセージの項目に「提案文」を書きます。
とはいえ、毎回案件を見つけつ度に提案文を書くのは効率が悪いため、テンプレート化しておきましょう。
ただし、実際の応募時には案件内容に合わせてテンプレートの提案文をちょっとアレンジすることを忘れずに。
以下に提案文の例を載せておきますのでご参考にしてみてください。
※パクってOKです。
はじめまして。
○○と申します。
※本名フルネーム(漢字のフリガナも付ける)の方が印象が良い。
※例:旅野 窓(タビノ マド)と申します。
この度、貴社の「○○○〇」に関する募集を拝見しご連絡させていただいました。
私は○○○○の経験があるため、「○○○〇」に関する実体験を基にした記事作成が可能です。また、自身でもブログ運営をしているため、SEOを意識した記事執筆を得意としています。そのため、本案件のお役に立つことができると思い応募させていた次第でございます。
※コピペの提案文にならないように工夫する
参考までに、過私が運営しているブログ、および過去の執筆物を以下に記載しておきますので、選考の判断材料にご検討ください。
https://tabinomad.com
https://note.com/tabinomad
※どのような文章を書いているのかをクライアントに見てもらうことが重要。
※できる限り、案件内容と実勢内容のジャンルが一致していることが望ましい。
※以下はプロフィールからのコピペでOK。
※クライアントによっては提案文のみしか見ない人もいるため。
【得意ジャンル・専門ジャンル】
– 金融(株・為替)
– キャンプ・アウトドア
– 芸能・トレンド系
※どのようなジャンルの記事が得意なのかをアピールする。
【実績】
– 運営中のブログ・noteなど。
※あなたの書く文章が見られる実績を提示。
【自己PRポイント】
– 連絡事項のメールのやりとりは即日中(遅くても24時間以内)に行います。
– 納期は厳守いたします。
– 万が一、記事に修正が必要な場合は迅速にご対応させていただきます。
※趣味ではなく、仕事として承る姿勢を強調!
以上、よろしくお願いします。
ちなみに、プロフィールで書いた内容と提案文の内容は被ってもOKです。
提案文は、“意気込み”+”自己紹介”をかねていると思ってくださいね。
手順⑥:案件に応募(提案)する
プロフィールと提案文(テンプレート)の作成ができれば、早速気になる案件に応募しましょう。
ただし、お仕事を受注するのは予想以上に難しいかも。
以下は、私のランサーズの実績です。
上記の例では、48件応募して受注数は20件のみ。つまり受注率は41.6%。
過去に依頼を受けた20件に対して、すべてのクライアントから★5(満点)の評価をもらっているにもかかわらず、受給率は50%にも達していません。これが現実です。
Webライターを始めたばかりの人は「全然受注できない!」という悩みに直面するすはず。でも焦らなくてOKです。
これからWebライターを始める人は“受注できなくて当然”と思って「応募しすぎかな…」と思うくらいに応募しまくることが大切です。
なお文字単価が低い(0.5円~1.0円未満)の案件は受注しやすいです。まずは実績を作るためにも文字単価が低い案件に応募してみましょう。
手順⑦:記事を執筆&納品する
応募後、採用されるとクライアント(依頼者)から連絡があります。
クライアントによってメールの内容は様々ですが、主に執筆内容の確認と納品までの流れについての説明がさるのが一般的です。
たとえば、以下のようなメールが届きます。
上記のように、お仕事内容を確認後、正式にクライアントから依頼が届く流れになります。
なお納品方法はクライアントによって様々です。最近ではGoogleドキュメントで納品するケースが多い印象です。
受注後はクライアントに仮払いをしてもらい、それから執筆を始めましょう。
一方、Twitterなどの繋がりで仕事を受けた場合、納品後に連絡が取れなくなるトラブルが発生する可能性もあるため、始めはクラウドソーシングサイト経由で仕事を受注することをおすすめします。
クライアントの良し悪しを見極めることができる実績と経験を積むまでは、Twitterなどで直契約をせず、クラウドソーシングサイトを利用することをおすすめします。
Webライターを始める時に「必要ない」こと
以下の3つは必要ありません。
- 起業・個人事業主登録する
- 情報商材を購入・スクールに入会する
- Twitterを始める
Webライティングの勉強とクラウドワークスでの案件受注に集中しましょう。
1つずつチェックしてみましょう。
必要ない①:起業・個人事業主登録する
「Webライターで独立するんだ!」という強い意気込みを持って取り組むことは大事ですが、Webライターは未経験から始めてすぐに稼げるお仕事ではありません。
もし独立を目指すのであれば、副業Webライターとして月20万円以上を安定的に稼げるようになってから専業Webライターとして独立しましょう。
ただし、副業Webライターでも確定申告はお忘れなく。
必要ない②:情報商材を購入・スクールに入会する
WebライティングはYouTubeや参考書で独学することができます。
高額な情報商材を購入しないと身に付かないスキルなんてないし、オンラインスクールに入る必要もありません。
Webライターの良い点はパソコンさえあれば初期費用ゼロで始められること。
わざわざお金をかける必要はありませんよ。
ただし「お金を払って手に入る情報がどれくらいの内容のものなのか」という”市場調査”のために購入してみるのは社会勉強になるかもしれません。
必要ない③:Twitterを始める
「クラウドソーシングは稼げない」
「案件を取るなら直接クライアントに営業すべき」
そのためにTwitterを活用しよう!という情報を見たことはありませんか?
でも個人的には、おすすめしません。。
副業界隈のTwitterには、初心者をカモにしようとする勧誘や詐欺などがウヨウヨしているのでご注意ください。
Webライター始めたばかりの人ががTwitterを使って直接クライアントを見つけようとすると、クライアントを装った高額スクールへの勧誘や詐欺案件などに引っかかるリスクもあります。
そのような被害に合わないためにも、クライアントの良し悪しを見極めることができる実績と経験を積むまでは、クラウドソーシングサイトを利用するほうが良いでしょう。
つまり、すぐにTwitterを始める必要はありません。
Webライターは未経験から始めて月10万円稼げる?
結論、未経験者からWebライターを初めても月10万円稼ぐことは可能です。ただし簡単ではありません。
月10万円を稼ぐためには「文字単価1円以上で20記事納品」が最低条件です。
例)文字単価1円×5,000文字×20記事/月
とはいえ、5,000文字を月に20記事も書くのはとても大変。副業の場合は毎日徹夜で作業しないと納品が追い付かくなるほど忙しくなります。
そこまでして副業するかどうかは置いといて、もう少し楽に月10万円を稼ぎたいですよね。その場合は、文字単価を上げる必要があります。
Webライターの月収と文字単価の関係
Webライターの収入を増やす方法は以下の2つの方法しかありません。
- 文字単価を上げる
- 受注(納品)件数を増やす
ただし時間が無限にあるわけではないため、受注件数はある程度の上限が決まってしまいますよね。
たとえば、副業でWebライターを始める場合、無理せずに続けられる受注件数は週に2記事、1ヵ月あたり8記事くらいでしょう。
月8記事を納品する場合、文字単価毎の月収は以下のとおりです。
文字単価 | 1案件単価 (5,000文字) | 月収 (8案件の場合) |
1.0円 | 5,000円 | 40,000円 |
1.2円 | 6,000円 | 48,000円 |
1.5円 | 7,500円 | 60,000円 |
2.0円 | 10,000円 | 80,000円 |
2.5円 | 12,500円 | 100,000円 |
3.0円 | 15,000円 | 120,000円 |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※1案件の文字数は5,000文字と仮定。
つまり文字単価2.5円の案件を月8記事を納品できれば月収10万円を達成です。文字単価2.0円の場合は月10記事を納品できれば月収10万円す。
ただしWebライター未経験者が文字単価2.0円以上の案件を受注するのは無理。厳しいことを言うと、文字単価1.0円の案件すら受注するのは難しいです。
Webライターのお仕事は、すでに実績のある中級者以上であっても、新規クライアントとお仕事を始める時は文字単価1.0円からスタートすることも珍しくありません。
そのため、クライアントと個人的な繋がりやコネがない限り、Webライター未経験者が文字単価1.0円の案件を受注することはできないと思った方が良いでしょう。
月10万円稼げるWebライターになるには実績作りが重要
残念ですが、Webライターは初月(1ヶ月目)から月10万円稼げる副業ではありません。その理由は“実績がないから”。
副業でWebライターを始める場合、クラウドソーシングサイトでお仕事を受注します。ただし、過去の実績がない未経験者Webライターは受注が難しい。。
ここでいう実績とは、クラウドソーシングサイトのアカウント情報として公開される過去に受注したお仕事の実績とクライアントからの評価のことです。
例えば、私が利用しているランサーズの場合は、以下のようにアカウント情報上に実績が公開されます。
おかげさまで、1案件あたり3万円超えのお仕事をさせていただいています。上記のような実績があれば月15~20万円を稼ぐことも可能でしょう。
実績数が多く評価が高いWebライターであれば、クライアントは安心してお仕事を依頼することができます。
つまり、実績がなければ受注は難しい。。
厳しい言い方をすれば、そのとおり。
ただし諦める必要はありませんよ。
つまりWebライター中級者以上が応募しないような文字単価1.0円未満の低い案件に積極的に応募して実績作りをしましょう。
そのため、Webライター未経験者は、始めの10案件くらいまでは時給換算で最低賃金にも満たないお仕事を積極的に受注して実績作りをしなければいけません。
「低時給労働はしたくない!」という気持ちもわかりますが、「実績は買ってでも作った方が良い」というくらい、クラウドソーシングで案件を受注するためには実績が重要になります。
≫ Webライターは稼げない?クラウドソーシングで受注できない人の特徴
「実績作りをしていない」は、Webライターで稼げない人の特徴の特徴の1つ。ここを我慢して乗り切れるかどうかが、月10万円稼げるようになるかどうかの分かれ目です。
まとめ:Webライターは未経験でも始められる※ただし最初は大変です
Webライターはパソコンさえあれば初期費用ゼロで始められる副業です。
様々な副業の中でも、Webライターをおすすめする理由は以下のとおり。
Webライターをおすすめする理由
- パソコンさえあれば今日から始めることができる
- 初期費用が必要ない
- 初月から数万円稼げる可能性がある
- 場所や時間を選ばずにお仕事できる
- 半年続ければ月収10万円も達成可能
ただし、基礎的なWebライティングは事前に勉強しておく方がよいでしょう。勉強方法はYouTubeや参考書で独学OK。高額な情報商材やスクールに入る必要はありません。
なお、W絵bライターのお仕事はクラウドソーシングサイトで受注することができます。
Webライター案件が受注できるサイト
とはいえ、「未経験の自分でも本当に大丈夫?」と不安に思う人がいるかもしれませんね。
結論、大丈夫ですよ。
もし、受注後に「これは自分には無理だ…」と思えば“辞退”すればいいだけです。
難しく考えず、はずは初めて見ることが大事です。
今日からあなたもWebライターデビューしてみましょう!
とはいえ、Webライティングの基礎的な部分は軽く勉強しておきましょうね。
なお上記の参考書は購入する必要ありません。
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