- 平均ページ滞在時間ってみんなどれくらい?
- アフィリエイト収益が出ないのはページ滞在時間が短いから?
- どれくらいのページ滞在時間があれば稼げるようになる?
ブログ化を書き始めて3ヵ月経過したくらいの時期からアナリティクスの数値に変化が見えてくると思います。
ただし、PVの少なさに絶望するかも。でも、この時期のPVは気にする必要がありません。
PV以上に気にすべき指標は「平均ページ滞在時間」です。
PVが少なくても読者がちゃんと記事を読んでくれるブログであれば、今後の伸びしろが期待できます。
つまり「アクセスは少ないけど評価は高い」と思ってOK!
逆に、アクセスは増えているけど平均ページ滞在時間が短いブログは、基本的なSEO対策によってアクセスは集められてはいるものの、今後の伸びしろは期待できないかもしれません…。
その場合、新記事を投稿するより過去記事の平均ページ滞在時間を延ばすためのリライトをした方がいいかも。
本記事では、ブログ解析に超重要な平均ページ滞在時間について考えてみたいと思います。
平均ページ滞在時間の目安は3,000文字で3分
「3,000文字で3分」という数字は、これまで複数のブログを運営してきた経験から推察している数字ですので、ご了承ください。
グラフにすると以下の様な感じ。
3,000文字で3分以上なら超優秀!
ただし、文字数を増やしても、平均ページ滞在時間があまり伸びなくなる傾向があることをお忘れなく。
その理由は「長文記事を最後まで読んでくれる読者はいない」からです。
ブログ記事のようなネット記事を一字一句読んでいる人は少なく、多くの人は「読み飛ばし」しながらスクロールしつつ気になる部分だけを読んでいます。
でも、あまりにも長い記事はスクロールするのも面倒くさくなるので、最後まで読んでくれる読者は少なく、結果的に離脱率が高くなります。
昔は長文SEOというのが流行っていたようですが、現在(2021)は全く効果がありません。
むしろ、長文記事は離脱率が高くなるため、長すぎる記事もSEO的に良くないかも。
そのため、ブログ記事の目安は3,000文字くらいが読者の集中力が持続するちょうど良いボリュームとなります。
平均ページ滞在時間はSEOに影響する
ブログ解析において、PVよりも平均滞在時間の方が重要になる理由は「読者満足度の指標」になるからです。
読者満足度はSEOで超重要!
でも、人間の感情をGoogleがどのように読み取っているの!?って思いますよね。
その判断材料が「ページ滞在時間」です。
- ページ滞在時間が長い。
→ 読者がめっちゃ読み込んでいる
→ 有益な記事だとGoogleが判断 - ページ滞在時間が短い
→ 読者の検索意図とは違っていたため離脱が早い。
→ 質の低い記事だとGoogleが判断
すべでのケースで上記が当てはまるわけではありませんが、ページ滞在時間がSEOに影響していることは間違いない事実です。
そして、ページ滞在時間はアフィリエイト収益にも影響しています。
アフィリエイト収益が発生しやすいページ滞在時間は3分
以下の図は、私が運営するアフィリエイトサイトのデータです。
上記サイトは体験談記事を多く集めたサイトで「体験談を書いてアフィリ広告を張る」というシンプルな構造にしています。
面白い内容の体験談は平均ページ滞在時間が長くなることは想像できますよね。
しかし、平均ページ滞在時間が長い記事がアフィリエイト収益が発生しやすい記事とは限らない、ということがページ毎の滞在時間と収益率を比較することで明らかになりました。
3分くらいで読める記事が収益率が高い!
つまり、読者満足度とアフィリエイト成果は必ずしも一致しません。
ブログのジャンルにもよると思いますが「平均ページ滞在時間が3分前後の記事でアフィリエイト成果が発生しやすい」というデータは覚えておいてもいいかも。
とはいえ、平均滞在時間が6~8分もあるような記事はGoogleからの評価も高いため、SEO的にはめっちゃ良いはず。
そのため、直接的にアフィリエイト成果につながらなくても、ブログ全体の評価を上げる記事になっているため、重要なコンテンツであることは間違いありません。
平均ページ滞在時間を延ばす3つのコツ
3,000~5,000記事くらい書いているのに、平均ページ滞在時間が1分未満っていうブログ記事も多いのではないでしょうか。
というか、ブログ初心者の多くが1分未満の記事ばかりだと思います。
ブログ歴1年、記事数も100記事以上で月間1万PVもないって人は、平均ページ滞在時間が記事の文字数に対して極端に低い可能性が高いです。
つまり、読者満足度が低い記事しかかけていない、ということ。
新記事投稿よりもリライトして!
繰り返しになりますが、読者満足度の高い記事を書くことがSEO的に重要であり、その指標が平均ページ滞在時間です。
つまり、読者満足度が高くなるようにリライトする必要があります。
- 書き出しを工夫する。
- 読者ニーズに合った記事を書く。
- YouTubeの埋め込み動画を利用する。
上記を意識してリライトすれば、今以上に質の高いコンテンツになるはずです。
1つずつ解説していきますね。
①書き出しを工夫する
ブログ記事の書き出しは超重要です。
書き出しが微妙だと、読者は即離脱してしまうため、ページ滞在時間に最も影響する部分といっても過言ではありません。
例) 読者の悩みを箇条書きにする
「始めに結論を書く」という理由も、読者に離脱させない工夫です。
また、ブログ初心者によくある例ですが、アドセンスの「オーバーレイ広告」は絶対NGです。
- アンカー広告:目ざわりだし、邪魔なだけ!
- モバイル広告:ビックリするし、普通に迷惑!
「最近のスマホは大画面だからオーバーレイ広告は気にならない」という人もいますが、普通に気になるし邪魔です!
アドセンスで小銭稼ぎ目的でオーバーレイ広告を張っている人は要注意です。
ブログで稼ぐことを目指すなら、絶対に辞めましょう。
目先の小銭よりも読者満足度を優先したほうが、ブログの収益化に近づきます。
②読者のニーズに合った記事を書く
そもそも、検索意図に合った記事を書いていなければ、読者に読まれるはずがありません。
SEO流入する読者は、“悩み”を解決するためにGoogle検索にキーワードを打ち込んでいるはずです。
Googleの検索窓に打ち込まれるキーワードから読者の検索ニーズを読み取り、読者の知りたい情報を提供するからこそ、ブログに価値が生まれ、その対価として報酬が発生します。
そもそもキーワード選定していない!?
キーワード選定はブログ記事を書く上で最も重要ともいえる工程です。
キーワード選定をサボると、Googleの検索上位に表示されないだけでなく、読者の検索ニーズを理解しないまま記事を書いてしまいかねません。
https://tabinomad.com/blog-how-to/seo-keyword-selection/
※キーワード選定できれば脱初心者!
③YouTubeの埋め込み動画を利用する
最後に、YouTube動画の埋め込みです。
記事内容に関連性の高いYouTube動画を埋め込みすることで、読者が動画を見ている時間だけ長くページに滞在してもらえます。
例えば、こんな感じ。
なかじさんのWeb職TVです。
ブログで稼ごうと思っている人でWeb職TVを見たことがない人は損してます。
最新のSEOに関する超有益情報を発信してくれていますので、必見です。
という感じで、本ページ上で上記の埋め込み動画を丸々視聴してくれれば、それだけでページ滞在時間は17分以上になります。
まとめ
ブログの収益化を目指しているのであれば、以下の数字を参考にしてみてください。
- 平均ページ滞在時間は3,000文字の記事で約3分
- 収益率の高い記事の平均ページ滞在時間は約3分
※ブログジャンルによっても違うと思いますので、あくまで参考程度にどうぞ。
もし、3,000文字以上の記事を書いているのに、平均ページ滞在時間が1分以下であれば、読者の検索ニーズに寄り添った記事内容にリライトする必要があります。
また、平均ページ滞在時間が3分以下の記事しかないのであれば、収益化は厳しいと思った方がいいです。
読者満足度を最優先して!
結論、ページ滞在時間が3分以下の記事は収益化が難しいと思ってください。
そのため、アフィリエイトで成果を出したいのであれば、まずはページ滞在時間が3分前後になるくらいの読者満足度の高い記事を書くことが必要です。
以上です。
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